2016年01月15日

【金融機関との付き合い方】/ファイナンス/決済機能/コネクション

金融機関について書きます。
金融機関を上手く使うことは、まじのまじで企業にとって必須や。

・事業投資資金のファイナンス
・運転資金(血液循環のための)ファイナンス
・キャッシュフローがやばいときの助け船
・取引口座、決済機能
・コネクション



金融機関って言っても、ジャンルはまぁまぁある。

銀行
信用金庫
信用組合
ベンチャーキャピタル
証券会社
保険会社
ファクタリング会社


スタートアップにとって、マストなのは融資・投資をしてくれるところ。現実的には、小さいゴミみたいなスタートアップに投資してくれる投資機関はないので、

融資をしてくれるところが重要や。
まぁ、あと当たり前やが、事業を行うために口座が必須なんで、決済機能をしてくれる銀行。


まるっと言うと、
都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、政府系の金融機関(日本政策金融公庫など)


取引口座を作るなら、都市銀行でもできるが、奴らはゴミ会社に金は出してくれない。ただ、今後成長したときには、融資取引も十分考えられるし、なんだかんだ奴らは金融という分野では地位を確立しているので、取れる情報もあるから、付き合いは早いうちからしておくべきや。


ベターなのは、地銀や信金との付き合いを密にするべきや。奴らは、貸し先を必死に探しているし、ロットの小さいこまい案件もやってくれる。且つ、「地域に根差した」「中小企業のために」と謳っていることもあり、小さなゴミ会社でもある程度の審査基準を満たしていれば、貸してくれる。

が、まぁ、金を借りるという観点で言うと、政策系金融機関を上手く使うべきである。
奴らの融資原資は、もとを辿ると税金であること、奴らが上層は国からの天下りなこと、国の政策として「中小・ベンチャーを助けたりましょう」と謳っていること、これらより、奴らは利益追求をしていない。奴らのKPIは、「どれだけ税金を中小企業のために使えてるか」、要は、どんだけ金を貸しているか?である。

なので、まじ低金利で借りれるし、かなり小さなロットからでも融資取引をしてくれる。
詳細は、こちらを見てくれ。


軽くだけ、金融機関の現場というか実態を言うと、現状、貸し先がなく、担当者レベルで数字を追うのがまじ大変な状況である。かと言って、信用度の低いところに貸すのは、リスキーと判断し、全然アドベンチャー融資はしない。

その結果、リスクのない安泰な会社、金が要らない会社に、月末や四半期末に、土下座をして、「1週間だけで良いから、纏まった金を借りて頂きたい!」「金利分はオンされるけど、すぐ返して頂ければ良いんで…」というカッコ良いお願い営業をしている。


で、企業側も、ピンチなときに金を借りれなくなるのはヤバイんで、金利分くらいは気にせず、金融機関からの信用を買うという意味合いで、それに応じている。


まぁ、全部が全部そうではないが。


ただ、企業側としては、上記は正解である。
とにかく、会社経営は「キャッシュが命」である。ヤバイときに貸してくれる。という状態を作るのは、マスト必要なことである。

やから、創業時に、自己資金だけでスタートできたとしても、金融機関から金は借りるべきや。そして、金利を払って、信用を買うべきである。


あと、金融機関の担当者レベルは、可哀想なんで、力がなくても労いの精神でやり取りしてあげましょう。いつか、そいつが偉くなるかもやし、別のところで、金を引き出す種になるかもしれんから。


まぁ、そんな感じです。


金融機関との付き合い方.png


posted by Takaaagi at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 起業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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