株式会社サイバーエージェントについて、軽くうんこ的に、いや、しかし、そんなにうんこ的でもなく書いていきます。
結論的には、ぐんぐんぐるとって感じに、伸びに伸び続けている会社です。新規事業もガンガン作り、人も積極果敢に採用し続けています。
ほんまに、「泳ぎ続けなければ、溺れるマグロ」という意識でやってはるんやろう。2015年9月期4Qも売上が692億円と過去最高を更新しています。
お手元にあるIR資料(2015年9月期決算)ベースの数字は…
売上高 2,543億円(前期比23.9%)
粗利益 922億円 (前期比29.3%)
営業利益 327億円 (前期比47.4%)
経常利益 323億円 (前期比45.6%)
セグメント別に見ると、
広告事業
売上高 1,421億円 (前期比24.8%)
営業利益 115億円 (前期比26.3%)
ゲーム事業
売上高 689億円 (前期比35.8%)
営業利益 159億円 (前期比88.3%)
Ameba事業
売上高 342億円 (前期比0.7%)
営業利益 42億円(前期比86.3%)
営業利益ベースでは、ゲーム事業の159億円が全体の48.6%を占めており、数字だけ見ると、広告代理店でもなく、アメーバの会社でもなく、ゲーム会社になってる感も否めんって感じですね。コロプラ抜きそうやし。
ゲーム自体が利益率の高いモデルであるのは言うまでもないが、シンプルにヒットを作れるかどうかが問題です。サイバーエージェントでは、アメーバ系ゲームの「ガールフレンド(仮)」のほか、複数の子会社で精力的にゲームを作っており、「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」「夢100」などを新たにヒットさせてます。「グランブルーファンタジー」も超CMしている。ブラウザゲームでは、グラブるが牽引しているみたい。てか、Cygamesはヒット率が高すぎる。
アメーバも、投資期・構造改革が花開き、利益体質に持ち直しています。赤字やったときから考えると、今は利益貢献しているんで、全体の営業利益増加については、この部分も大きいです。この辺りも、有言実行なのが、普通に「何でやねん!?」って思います。
なんだかんだ、ずっと本業である広告事業は、まぁ健在ですね。インフィード型・ネイティブADや動画広告等は伸率高いらしい。普通にリスティングやアフィの部分でも、やっぱどこでもサイバーの名前が出てきます。
そして、なんと今期決算インセンティブが34.9億円。ボーナスがパないことになってる。平均して、1人100万円くらいは貰ってる計算です。
新規として、注力しようとしているのが、動画事業。動画広告じゃなく、発信側としての。
Ameba FRESH!
生放送動画プラットフォーム、基本無料、スタイリッシュなデザイン、分かりやすいUIならひいです。
Ameba TV
スマホで見る無料テレビ、広告モデル、受け身視聴ならひいです。
広告事業とゲームで利益を積み上げて、こっち系に投資していく算段らしいです。
アメブロ時代から築いてきた、芸能・エンタメ系との絡みがここでどう活かされてくるのか?
あと、原宿にスタジオがあります。
2016年は、連結売上高3,000億円を目指すとのことです。まぁ、イクんでしょうね。
▼ぴちゅ